HACCP管理者なら知っておきたいこと

ハシップはますます大事になってきています。やはり食中毒に関するニュースなどが増えていますから、それだけハシップを強化して食品業界も備えないといけません。何よりHACCPをしておかないともしもの事態が起こった際に説明責任も果たせません。例えば、「業界ではHACCPが標準なのにどうしてHACCPを実践していないのか」と聞かれた際に答えに窮しないためにもハシップを強化しておかないといけないのです。そんなハシップをする際に大事なのが測定です。ハシップは測定に始まり測定に終わるといっても過言ではありません。これ重視することでどれくらいハシップの効果が上がっているのかもつかみやすくなってきます。ハシップの測定についてはプロでなくともある程度知っておく必要性があるといってよいでしょう。

何をチェックすれば良いのかについて

とはいえ、観測すべきものは色々とあります。一体何を観測すればよいかは常に聞かれることですが、特に大事なのが「どれくらいハシップを導入することで汚染度が下がったのか」ということは必ずチェックしておきましょう。汚染度はハシップを導入したからといって劇的に下がるというものではなく、徐々に減らしていく必要性があります。また、汚染度を下げるためには機器を取り替える必要性も出てくるくらいです。こうした汚染度はなかなかトリッキーなものの、かなり下げることができればハシップの効果を実感することもできます。

意外とチェックされていない項目について

ハシップにおいて盲点になっている間があるのが「実際の罹患率」です。いくら汚染度が低くとも実際に自社の製品を利用した顧客の罹患率が高いということでは仕方ありません。こうしたデータはなかなか貴重なものですが、なぜかハシップ担当者は注目しない傾向があります。とはいえ、罹患率が高いとやはり大問題になりかねませんから、ハシップを実践する際には必ず罹患率にも気をつけておいてください。例えば、罹患率が1%を超えるような場合、工場を稼働停止した方が良いくらい深刻です。このような場合にはなにか致命的な問題が工場の生産ラインなどで生じていることがあります。だからこそ罹患率が高い場合には非常事態だと認識しておきましょう。「工場を稼働停止させると売上に大きく響く」と心配する人もいるかも知れませが、罹患率が高いと評判にダメージを受けるので取り返しがつかないことにもなりかねませんから気をつけておいてください。こうしたことは迅速な対応も大事になってきます。

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